認知症になりにくい人

認知症は今では社会問題化している病気の一つでしょう。
認知症は物忘れから始まり、自我が失われていき、やがては無気力状態になるという病気です。
さらに、一般的に言われる病気とは異なり、認知症が悪化しても体は健康ということも少なくありません。
このような特異な病気であるが故、様々な問題を引き起こします。

中心的な問題は介護に関することでしょう。
介護を誰がするか、介護の費用は誰が出すか、それから医療倫理の問題まで含んでいるでしょう。
そんな認知症については、原因や治療法がはっきりわかっていません。
しかし、病気の存在が広く知られるようになり、認知症に関する情報はたくさん蓄積されてきました。
その中には、例えば、統計学上の結果として認知症になりにくいのはどんな人か、というものがあります。

例えば、社交的な人や、好奇心旺盛な方は、認知症になりにくいという結果があります。
これはどちらも、新たな人や物、情報に触れる機会が多い人たちです。
認知症は脳の機能が失われる病気ですから、どうやら脳に良いとされることは、病気の予防にも有効らしいことが言われています。ですから、新しい人や物に触れ、脳を刺激することが、結果として認知症になりにくいということになるわけです。

このような観点から他にも、認知症になりにくい人を上げていきますと、趣味の多い人や、一つのことに熱中できる人などもあるでしょう。全体としては特に、人と良く会話することや、旅行やレジャーなど、普段と違うことを定期的に行うことが、結果的に認知症になりにくいということが言えます。