認知症と性格

認知症は今ではほとんどの人が知っている病気の一つです。
自分の家族や知り合いが認知症になったと言う方も、少なくないでしょう。
認知症がどれだけ身近な病気であるかは、例えばその患者数に関する数値を見ればわかります。
2010年時点での日本での患者数は、なんと250万人にも達しています。

人口を一億とすれば、実に40人に一人がかかっているのです。
全年齢の人を含めての割合ですから、高齢者だけに限った数字はもっと大きくなるでしょう。
また、割合としては、70代から80代にもなると、全体の一割もの人が認知症になります。
日本の平均寿命は80代ほどですから、やはり身近な病気であると言えるでしょう。
認知症については、はっきりとした原因などはわかっていませんが、影響を与えると思われるいくつかのことが挙げられます。その一つが性格的な部分です。

認知症にはなりやすい性格やなりにくい性格があると言われています。
例えば、なりやすい性格をあげれば、頑固で几帳面な性格などです。
なりにくい性格では、社交的で好奇心旺盛な性格が挙げられます。
これはあくまで、認知症の患者の型の、病気になる前の生活などについて、家族の方などから得た情報をもとに言われていることです。

統計結果とでも思えば良いでしょう。
ただ、認知症は脳の病気ですから、脳をなるべく良く使い、脳を若い状態に保つことが予防に役立つと言われています。ですから、社交的で好奇心旺盛だと、自然と新しい出会いや新しい情報を得ると言う場面が多くなり、脳を良く使う訳です。